気温や湿度、気圧などの天気によってでてくる症状で、気象病といわれているものがあります
頭痛や首の痛み、耳鳴り、めまい、古傷の痛みなど色々とあります。これらの原因になっているのは自律神経の乱れだと言われています。
自律神経には交感神経と副交感神経というのがあります。
交感神経は血管を収縮させ、心拍数をあげることによって身体を興奮させる神経です。
副交感神経は逆に血管を拡張させ身体をリラックスさせる働きがあります。
交感神経が活発になると痛みを感じますし、副交感神経が活発になるとだるさや眠くなったりします。
気象病で関節痛や神経痛が起こるのは交感神経が活発になりすぎて、痛みの神経を直接刺激したり、血管が過剰に収縮してけいれんし血管の周囲の神経を興奮させることが原因だったりします。
ですので気圧の変化によってこの自律神経の調節が上手くいかなくなると不調が出てきます。
気象病が出やすい方は耳の周辺が硬い方が多いといわれていますが、人によって硬さはかなり違います。細かく言うと内耳という鼓膜の奥にある場所が硬くなり表面の耳も動きが悪くなってきます。
内耳には気圧の変化をキャッチするセンサーがあるのでそこから自律神経に働きかけて不調になってきます。車や飛行機などで乗り物酔いしやすい人は気象病にもなりやすい人が多いと感じます。
気象病のひどい時は酔い止めの薬を飲むと人にもよりますが意外と効きます!
それだけだとその場しのぎになってしまうので長期的にみると、整体やヘッドマッサージなどで耳や頭蓋骨のバランスを整えていけると不調も少しずつ変化してくると思います。
天気の変化で身体がつらくなるという方は是非お試し下さい!